Micro Hovercraft Laboratory


プロフィール


■研究室長兼管理人:伊東嗣泰 (いとう ひでやす) 
■新潟県燕市在住

■子供のころから機械いじり・ものづくりが好きで「科学と学習」「模型とラジオ」の世代です。ちなみにこの「模型とラジオ」は名前の通り模型やラジオの製作を解説する雑誌で、当時の模型少年のバイブルといっても良いと思います。1955年刊行なので私が生まれる前からありましたが、1984年に廃刊になりました。雑誌の内容も材料から自作するライブスチーム工作から真空管!!を使用したバリバリのラジオまで高度かつ多彩で、当時の自分では手も出ない憧れの製作記事も多かったです。しかし最後の頃は記事の内容がプラモデル製作や改造になったのを見て、時代が変わったなと少し悲しくなった記憶があります。同じ出版社が発行している「子供の科学」はまだ続いています。今はインターネットなどでも、いろいろと情報を得ることができますので、今の子供たちに、ものづくりの楽しさが伝われば良いなと思います

個人的な研究対象は省エネや少パワー指向の模型や機械。特に航空機関係は好きですね。

日本で初のラジコン同軸反転の電動ヘリコプターを製作 → 電波実験社モデルジャーナル誌1983年5月号 この同軸反転のタイプはシリーズ化して3台試作しました。→電波実験社ラジコン技術誌1988年11月号

ラジコン電動ヘリの日本初はシングルローター「スカイラーク」の市村偉久氏です。お目にかかっています→ 電波実験社モデルジャーナル誌1983年7月号

スカイラーク」の2モーターに対して1モーターで浮上しています。そのほか数種類の電動ヘリを試作しました。(シングル・タンデム・マルチローター形式)そのうちいくつかは雑誌のラジコン技術の記事になりました。→  電波実験社ラジコン技術誌1989年10月号

■学生仲間で省エネカーを作って燃費レースに参加をしました。写真は鈴鹿サーキットです。(1983年) → 省エネカーレース これは最初の車体です。在学中に何度かレースに参加しました。そのたびに改良を加え、乗車姿勢を変更したり、カウリングを付けたりして仲間と作り上げていきました。今思えば拙いレベルですが、当時は一生懸命頑張った良い思い出です。

■実験用スターリングエンジンを製作(1985年当時国内の大学では3番目だった思います) → 実験用スターリングエンジン その後、個人的に小型の模型スターリングエンジンを製作しました。→自作模型スターリングエンジン

■ずっと機械いじり・ものづくりをしてきましたが、子供の頃に面白そうな機械や高度な模型を作っている大人に憧れて、いつか自分も"そっち側"に行きたいと思っていました。おかげで今に至るまでものづくりを楽しむことができています。この超小型ホバークラフトは先人が私にインスパイアしてくれたことへのオマージュであり、模型雑誌や図鑑を夢中になって読みふけっていた当時の私、そして今もどこかにいるかもしれない同志へのギフトでもあります。

社会人になってからは、仕事でいろいろなものを手がけました。私の名前が珍しいせいか検索してみると今のところ一人しかいないようです。

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