※以下の写真は試作弐号機Ver.1.0のものです
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本体はべニア/ポリスチレンフォーム/べニアのコンポジット(複合)材です。ポリスチレンフォームは
建材の断熱材としてスタイロフォーム、カネライトフォーム、ミラフォームなどの名称で販売されて
います。正式名称は押出法ポリスチレン (XPS)といい発泡スチロール(EPS)とは異なります。(区別
のため水色やベージュ色をしています)
まず必要な大きさのべニア(4o厚2枚)とポリスチレンフォーム(25o厚1枚)を用意します。
これらをサンドイッチ構造に接着しますが、接着剤で溶剤を使用したものはポリスチレンフォーム
が溶けるので、木工用ボンドを使います。べニアとポリスチレンフォームの両面に木工ボンドを塗装
ローラーなどで塗布し張り合わせます。
べニアは2枚とも貼り付け、平らな場所で重しをのせて乾燥させます。(木工ボンドは速乾タイプ
の方が水分が少なく乾燥しやすいです)
水分は上面からしか抜けませんので、上下面を入れ替えながら、1週間じっくり乾燥させます。(冬
場の気温が低い時期は状態を確認しながら、しっかり乾燥させてください)
これが水上走行できない理由です。接着剤はエポキシ系などポリスチレンフォームを溶かさないも
のも使用可能ですが、かなりの量(500gくらい)使用しますので、コスト的に高くなります。また木
工ボンドは半分近くが水分なので、乾燥すると軽くなるのも良いところです。 |